毎朝、昨日いくら売れて、各プラットフォームの手数料を引いていくら利益が残ったかが分かります。よく売れるのに利益の薄い商品も、まだ入金されていない分もすぐに見えます。
マーケットプレイスで販売するブランド・ショップ · 08 / 14
マーケットプレイスのバックオフィスワークフロー
Shopee、Lazada、TikTok Shop、LINEの注文を一つの一覧にまとめ、在庫は一つの数字で全チャネルに反映します。月末には、各プラットフォームの入金が注文と合っているかが分かります。
マーケットプレイスで販売するブランド・ショップ 「担当者が各モールのSeller Centerを一つずつ開いて、注文をExcelに写しています。最後の1点がShopeeとTikTokの両方で売れて1件をキャンセルし、ショップの評価が下がりました。月末に入金があっても、何の費用でいくら引かれたのか誰も説明できません」
よくある課題
複数のチャネルで販売するショップの多くでは、1、2人の担当者がShopee、Lazada、TikTok ShopのSeller Centerを一日中切り替えています。LINEの注文はチャットで届き、自社サイトからの注文もあります。どの注文もピッキングの前にシートへ写します。在庫は一つのシートで数え、各プラットフォームの数字は手が空いたときに直します。最後の1点が二つのチャネルでほぼ同時に売れると、ショップは1件をキャンセルするしかなく、顧客は不満を持ち、プラットフォーム上のショップの評価も下がります。送り状はプラットフォームごとに別々に印刷します。その間にも「荷物はどこですか」というチャットが届き、三つ四つの画面に散らばったまま残ります。
月末は経理にとって重い作業です。各プラットフォームからの入金は売上より少なくなります。コミッション、手数料、送料、ショップが自分で出したクーポンの割引、返品額がすでに差し引かれているからです。レポートの形式も入金のサイクルもプラットフォームごとに違うため、経理はファイルをダウンロードし、銀行の入出金明細や会計ソフトの売上と1行ずつ突き合わせます。原因のわからない差額は、そのまま残ります。オーナーは売上の合計は知っていても、チャネルごと、商品ごとに実際いくら利益が残っているのかは知りません。
解決の方法
私たちはShopee、Lazada、TikTok ShopのOpen API、LINE MyShopのLINE SHOPPING API、自社サイトの管理画面に接続します。全チャネルの新しい注文は一つの一覧に入り、チャネル、出荷期限、配送業者が1行で分かります。梱包担当は商品別にまとめたピッキングリストを受け取り、送り状を一度に印刷します。モールの注文はプラットフォームが発行する送り状を使い、LINEと自社サイトの注文は、Flash Express、J&T Express、KEX(旧Kerry Express)、タイ郵便など、今お使いの配送業者で手配します。在庫は一つの数字です。どこで売れても入荷があっても、新しい数量を全チャネルに送ります。売れ行きの速い商品には予備在庫を確保できるので、最後の1点が二か所で売れることはありません。
顧客のチャットは、その顧客の注文と同じ画面に表示されます。エージェントは質問を読み、注文状況と追跡番号、または商品のサイズ表を引き出して返信案を作り、担当者が確認して送信します。追跡番号の問い合わせなど、自動で送ってよい種類はオーナーが選べます。チャットのAPIを公開していないプラットフォームでは、担当者が質問を管理画面に貼り付け、返信案を受け取って自分で答えます。お金の面では、エージェントが各プラットフォームの入金レポートを読み、コミッション、手数料、割引、返品額を注文ごとに分け、注文と銀行口座の入金に突き合わせて、売上と手数料をPEAKかFlowAccountに送ります。出荷済みなのに入金がない注文や、設定した料率と違う手数料など、合わない項目は差異の内容とともに経理の確認キューに入ります。
毎朝、オーナーのLINEにまとめが届きます。昨日のチャネル別の売上、出荷期限が近い注文、残り少ない商品、まだ入金されていない分です。ダッシュボードには、手数料と送料を差し引いたチャネル別・商品別の利益が表示されます。返金、注文のキャンセル、価格の変更、そしてお金に関わることはすべて、毎回人が承認します。エージェントはデータを準備して提案するだけです。
仕組みの流れ
- マーケットプレイスの注文
- LINEと自社サイトの注文・チャット
- 各プラットフォームの入金レポート
- 銀行の入出金明細
- 注文の統合とピッキングリスト作成
- 在庫の引き当てと全チャネル更新
- 注文データから返信案を作成
- 入金と注文の照合
- 梱包担当へピッキングリストと送り状
- 全チャネルで一致する在庫数
- 経理が確認する不一致の一覧
- 朝のLINEまとめと利益ダッシュボード
導入前と導入後
導入で得られるもの
- 01
Shopee、Lazada、TikTok Shop、LINE MyShop、自社サイトの注文を一つの一覧にまとめ、梱包担当は合算したピッキングリストと全チャネルの送り状を一度に印刷
- 02
在庫は一つの数字で管理し、どのチャネルで売れても入荷があっても新しい数量を全チャネルに送信。売れ行きの速い商品には予備在庫を確保
- 03
「荷物は今どこか」「どのサイズが合うか」といった質問に、エージェントが実際の注文データから返信案を作成。担当者が確認して送信し、オーナーが許可した種類は自動で送信
- 04
各プラットフォームの入金を、コミッション、手数料、クーポン、返品額に注文ごとに分けて銀行口座の入金と突き合わせ、合わない項目を経理向けに分けて表示
- 05
毎朝LINEに届く売上のまとめと、プラットフォーム手数料と送料を差し引いたチャネル別・商品別の利益ダッシュボード
立場ごとのメリット
Shopee、Lazada、TikTok ShopのOpen APIにはショップが許可した権限で、LINE MyShopにはLINE SHOPPING APIで接続し、パスワードは預かりません。APIの利用条件は各社で違うため、開始前に確認します。在庫の変更と送信メッセージはすべてログに残し、顧客データはタイの個人情報保護法(PDPA)に沿って保管します。
担当者は画面の切り替えやシートへの書き写しから離れ、梱包担当は一つのピッキングリストで作業します。経理はファイルを1行ずつ比べる必要がなくなり、システムが不一致と示した項目だけを確認します。
向いている業種
お使いのシステムと連携
開発プロセス
- 1
ヒアリング
要件・ユーザー・成功指標を定義し、着手前に範囲と価格を確定。
- 2
設計
UXとアーキテクチャを設計。プロトタイプ承認後に開発へ。
- 3
開発
AIで加速したスプリント。毎週デモ、シニアがレビュー。
- 4
テスト
合意した範囲に対してQA・セキュリティ・性能を検証。
- 5
公開・保守
本番リリース、チームトレーニング、月次保守プラン。