初回から正しく請求できるので保険会社からの入金が早まり、どの保険会社にいくらの未収金があるかもわかります。
病院・クリニック · 11 / 14
保険請求・診療記録ワークフロー
請求書類が初回からそろい、保険会社ごとの様式も自動で記入され、入金まで状況を追跡します。すべて病院のシステム内で、タイの個人情報保護法(PDPA)に沿って動きます。
病院・クリニック 「保険請求1件のために5つの部署から書類を集めて、保険会社ごとの様式に手で打ち込んで、それでも情報不足で差し戻されるんです」
よくある課題
保険請求は会計部門から始まりますが、書類は病院中に散らばっています。診断書は医師のもとに、投薬リストは薬剤部に、検査結果は検査室に、領収書は会計にあります。請求担当者は部署を1つずつ歩いて回るか電話で頼み、保険会社がそれぞれ独自に作った様式に同じ情報を打ち込みます。
診断コードが処置と合わない、領収書の金額が記入した額と違うといった誤りが1か所でもあれば、請求は差し戻されます。それがわかるのは何週間も後です。そのため病院は保険会社に対する多額の未収金を常に抱え、どの案件がなぜ止まっているのかを誰も答えられません。
解決の方法
エージェントを病院のネットワーク内で動かし、ITが決めた権限でHISと会計システムに接続します。保険を利用する患者が退院すると、エージェントがその案件の書類を全部署から集めて一式にまとめ、患者の加入する保険会社の様式に記入します。様式は保険会社ごとに、私たちがテンプレートとして設定しておきます。
送信の前に、その保険会社が求める書類がそろっているか、診断コード、処置、金額が互いに合っているかをエージェントが確認します。合わない項目があれば、理由を添えて担当者に示します。請求担当者はできあがった一式を確認して送信します。送信後はエージェントが保険会社での状況を追い、差し戻されたらすぐに何が足りないかを知らせて、再提出用の修正版を用意します。
患者とお金に関わることは、毎回人を通します。エージェントが自分で請求を送ることも、医療情報を書き換えることもありません。患者のデータはタイの個人情報保護法(PDPA)と医療情報の規則に沿って病院のシステム内に保管し、閲覧と入力はすべてログに残るため、後から確認できます。
仕組みの流れ
- HISと診療記録
- 会計システムの領収書
- 保険会社ごとの条件
- 保険会社からの回答
- 全部署からの案件書類の収集
- 保険会社の様式への記入
- 不足と整合性のチェック
- 入金までの状況追跡
- 担当者が送信するだけの請求書類一式
- 保険会社の請求受付システム
- 差し戻し時のアラート
- 未収金の月次レポート
導入前と導入後
導入で得られるもの
- 01
診断書、領収書、投薬リスト、検査結果をHISと会計システムからエージェントが取り出し、患者ごとの請求書類一式に集約
- 02
民間保険、団体保険、タイの公的医療制度まで、保険会社と利用する保障ごとの様式で記入
- 03
職員が送信する前に、書類の不足と、診断コード、処置、金額の整合性をチェック
- 04
保険会社での審査状況を追跡し、差し戻されたら不足している内容を添えて通知、入金時には確認の連絡
- 05
未処理の請求件数、未収金の額、差し戻しの多い保険会社とその理由をまとめた月次レポート
立場ごとのメリット
病院のネットワーク内に設置し、ITが定めた権限でHISに接続します。最初は読み取り専用から始められます。患者のデータがシステムの外に出ることはなく、すべてのアクセスがタイの個人情報保護法(PDPA)に沿って監査ログに残ります。
請求担当者は書類を集めに歩き回ることも、様式の違う用紙に同じ情報を打ち直すこともなくなります。残るのは、できあがった一式を確認して送信することだけです。
向いている業種
お使いのシステムと連携
開発プロセス
- 1
ヒアリング
要件・ユーザー・成功指標を定義し、着手前に範囲と価格を確定。
- 2
設計
UXとアーキテクチャを設計。プロトタイプ承認後に開発へ。
- 3
開発
AIで加速したスプリント。毎週デモ、シニアがレビュー。
- 4
テスト
合意した範囲に対してQA・セキュリティ・性能を検証。
- 5
公開・保守
本番リリース、チームトレーニング、月次保守プラン。