全店舗を1つの画面で見渡せ、どのカテゴリーの在庫にお金が眠っているかがわかります。チェーン全体に投資する前に、まず1つのカテゴリーで効果を確かめられます。
多店舗の小売業 · 11 / 13
小売業向けAIロードマップ
全店舗の売上、会員、在庫のデータを1つにまとめ、欠品と過剰在庫が目に見えて減るのを、まず1つの商品カテゴリーで確かめます。
多店舗の小売業 「店ごとの売上はPOS、顧客は会員システム、在庫はERP。この3つがまったくつながっていないから、どの店に何を入れればいいのかわからない」
よくある課題
ほとんどの小売チェーンには、必要なデータがそろっています。単品ごとの売上は各店舗のPOS、会員の購買履歴は会員システム、在庫と発注は本部のERPにあります。ただ、この3つは別々のベンダーの製品で、商品コードの体系も異なり、並べて見た人はいません。そのため店舗への発注は、店長の勘と前月の売上に頼っています。
その結果、ある店舗では月の半ばに欠品し、別の店舗では在庫がだぶついて値下げで売り切るしかなくなります。地域ごとに顧客の買い方が違うのに、同じ販促が全店舗で一斉に打たれます。
解決の方法
まずPOS、会員システム、ERPに読み取り専用でつなぎ、商品コードと店舗コードを一致させる対応表を作ります。たいてい最も時間がかかり、誰もやりたがらない作業です。その結果、どの店舗が何を誰に売り、在庫がいくつ残っているかがわかる1つのデータができ、エリアマネージャーが自分で開けるダッシュボードも用意できます。
一緒に作る試験導入のシステムは、欠品や過剰在庫が最も多い1つの商品カテゴリーから始めます。毎週、過去の売上、現在の在庫、これからの販促をもとに、各店舗が何をいくつ発注すべきかを計算し、ERPに入る前に購買部門が確認して承認できるよう一覧にして送ります。
発注、価格設定、在庫処分の値下げは、これまでどおり購買部門とマネージャーが決めます。システムは提案と、その理由の説明をするだけです。試験導入のカテゴリーは同じ期間のほかのカテゴリーと比べて効果を測り、数字がはっきりしてから次のカテゴリーに広げます。
仕組みの流れ
- 全店舗のPOSのSKU別売上
- 会員システムの購買履歴
- ERPの在庫と発注
- 店長・購買部門へのヒアリング
- システムをつなぎ商品コードをそろえる
- ユースケースを投資対効果順に並べる
- 90日ロードマップを納品する
- 発注提案の仕組みを一緒に作る
- エリアマネージャー向けの全店舗ダッシュボード
- 購買部門の承認を待つ店舗別の発注一覧
- 試験導入カテゴリーの欠品と過剰在庫の数字
- 次のカテゴリーへの拡大計画
導入前と導入後
導入で得られるもの
- 01
POS、会員システム、ERPがそれぞれ何を保存し、どの経路で取り出せるか、商品コードと店舗コードがシステム間で一致しているかの調査レポート
- 02
全店舗の売上、会員、在庫を1か所にまとめた統合データと、エリアマネージャーが自分で開けるダッシュボード
- 03
投資対効果の高い順に並べたユースケース一覧(店舗別の在庫予測、会員へのおすすめ商品、店舗別の販促など)
- 04
出発点とする商品カテゴリーを1つ選び、予算、体制、指標を定めた90日ロードマップ
- 05
一緒に作る試験導入のシステム:そのカテゴリーの店舗別発注案を購買部門が承認し、欠品と過剰在庫の減少で効果を測定。店舗と購買のチームへの研修付き
立場ごとのメリット
POSとERPにはAPIか読み取り専用のデータベース接続でつなぎ、店舗のシステムは変えません。コードの対応表はお客様のものです。発注は今の承認手順を経てERPに入ります。
店長は在庫を数えて発注を勘で決めなくてよくなり、購買部門は空のExcelから始める代わりに、計算済みの一覧を確認するだけで済みます。
向いている業種
お使いのシステムと連携
開発プロセス
- 1
ヒアリング
要件・ユーザー・成功指標を定義し、着手前に範囲と価格を確定。
- 2
設計
UXとアーキテクチャを設計。プロトタイプ承認後に開発へ。
- 3
開発
AIで加速したスプリント。毎週デモ、シニアがレビュー。
- 4
テスト
合意した範囲に対してQA・セキュリティ・性能を検証。
- 5
公開・保守
本番リリース、チームトレーニング、月次保守プラン。