月末を待たずに、お金の出入りが計画とずれている箇所が毎朝わかります。誰の数字が正しいかで揉めることもなくなります。
経営層・財務 · 01 / 13
経営層・財務部門向けAIロードマップ
AI導入は経営レポートから始めます。全システムの数字を1つにそろえ、何が変わったのかとその理由を毎朝まとめます。
経営層・財務 「経営レポートが届くのは翌月の10日。3つのシステムの数字が合わなくて、会議の半分はどれが正しいかの言い合いで終わってしまう」
よくある課題
多くの会社では、数字が少なくとも3か所に分かれています。売上はERP、原価は会計システム、目標は経営企画のExcelです。毎月末に財務チームがそれぞれを抜き出して手作業で突き合わせるので、終わるのは翌月の第2週になります。その間に誰かが計算式を書き換えたり、数字を別のセルに貼ったりすることは、いつ起きてもおかしくありません。
レポートが経営層に届くころには、営業部門と経理部門の数字が合っていません。会議は、次に何をするかを決める前に、どの数字が正しいかを探す時間で埋まります。「今月はどの支店の利益が落ちたのか」という簡単な質問にも、答えが出るまでさらに数日かかります。
解決の方法
最初に、レポートの数字が1つずつどこから来ているのかをたどり、正式とするデータを1つに決めます。一緒に作る最初のシステムは、ERPと会計システムから直接データを取り込み、毎晩1つにまとめる経営レポートです。毎朝、前日から何が変わったのか、どの数字に目を向けるべきかをAIが短くまとめます。
経営層は「今月の配送費はなぜ上がったのか」のように、普段の言葉で質問できます。システムは財務部門と同じデータから答え、その数字がどのシステムから来たのかも示すので、会議室の全員が同じ数字を見ることになります。
仕訳の修正、決算、帳簿に影響する承認はすべて財務部門が担います。AIが行うのは読み取り、集約、要約だけです。2つのシステムの数字が合わないときは、どこが違うのかを示し、どちらが正しいかは人が判断します。
仕組みの流れ
- ERPと会計システム
- 経営企画のExcel
- 販売システムとCRM
- 経営層と財務チームへのヒアリング
- すべての数字の出どころをたどる
- ユースケースを投資対効果順に並べる
- 90日ロードマップを納品する
- 最初の経営レポートを一緒に作る
- 経営層向けの毎朝のサマリー
- 全部門で数字がそろうダッシュボード
- 自分たちで運用を続ける財務チーム
- 予算付きの次フェーズ計画
導入前と導入後
導入で得られるもの
- 01
経営レポートの数字ごとに、どのシステムから来て誰の手を経ているのか、どこで食い違いが生まれるのかを洗い出す調査レポート
- 02
投資対効果の高い順に並べた財務部門のユースケース一覧(月次決算の早期化、自動突合、日次の業績サマリーなど)
- 03
どのフェーズでどのシステムのデータを統合するか、必要な人数、効果の測り方を定めた90日ロードマップ
- 04
一緒に作る最初のシステム:ERPと会計の数字を1つにまとめた経営レポートと、何がなぜ変わったかを伝える毎朝のサマリー
- 05
どの数字を正式とし、誰が修正できるかのルールと、そのデータをもとに経営層が普段の言葉でAIに質問するワークショップ
立場ごとのメリット
ERPと会計システムには、まずAPIか読み取り専用のデータベース接続でつなぎ、既存システムには手を加えません。経営層の質問ごとに、回答に使ったデータが監査ログに残ります。
財務チームは毎月末にシステム間で数字を写す作業から離れ、その時間を数字の意味の説明に使えます。
向いている業種
お使いのシステムと連携
開発プロセス
- 1
ヒアリング
要件・ユーザー・成功指標を定義し、着手前に範囲と価格を確定。
- 2
設計
UXとアーキテクチャを設計。プロトタイプ承認後に開発へ。
- 3
開発
AIで加速したスプリント。毎週デモ、シニアがレビュー。
- 4
テスト
合意した範囲に対してQA・セキュリティ・性能を検証。
- 5
公開・保守
本番リリース、チームトレーニング、月次保守プラン。