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経営層・財務 · 01 / 13

経営層・財務部門向けAIロードマップ

AI導入は経営レポートから始めます。全システムの数字を1つにそろえ、何が変わったのかとその理由を毎朝まとめます。

川沿いの会議室でコーヒーを手に資料を読む女性役員。画面には9月の売上と「利益率2.1ポイント改善」 経営層・財務
「経営レポートが届くのは翌月の10日。3つのシステムの数字が合わなくて、会議の半分はどれが正しいかの言い合いで終わってしまう」

よくある課題

多くの会社では、数字が少なくとも3か所に分かれています。売上はERP、原価は会計システム、目標は経営企画のExcelです。毎月末に財務チームがそれぞれを抜き出して手作業で突き合わせるので、終わるのは翌月の第2週になります。その間に誰かが計算式を書き換えたり、数字を別のセルに貼ったりすることは、いつ起きてもおかしくありません。

レポートが経営層に届くころには、営業部門と経理部門の数字が合っていません。会議は、次に何をするかを決める前に、どの数字が正しいかを探す時間で埋まります。「今月はどの支店の利益が落ちたのか」という簡単な質問にも、答えが出るまでさらに数日かかります。

解決の方法

最初に、レポートの数字が1つずつどこから来ているのかをたどり、正式とするデータを1つに決めます。一緒に作る最初のシステムは、ERPと会計システムから直接データを取り込み、毎晩1つにまとめる経営レポートです。毎朝、前日から何が変わったのか、どの数字に目を向けるべきかをAIが短くまとめます。

経営層は「今月の配送費はなぜ上がったのか」のように、普段の言葉で質問できます。システムは財務部門と同じデータから答え、その数字がどのシステムから来たのかも示すので、会議室の全員が同じ数字を見ることになります。

仕訳の修正、決算、帳簿に影響する承認はすべて財務部門が担います。AIが行うのは読み取り、集約、要約だけです。2つのシステムの数字が合わないときは、どこが違うのかを示し、どちらが正しいかは人が判断します。

仕組みの流れ

業務の入口
  • ERPと会計システム
  • 経営企画のExcel
  • 販売システムとCRM
  • 経営層と財務チームへのヒアリング
AIが行うこと
  1. すべての数字の出どころをたどる
  2. ユースケースを投資対効果順に並べる
  3. 90日ロードマップを納品する
  4. 最初の経営レポートを一緒に作る
結果の届け先
  • 経営層向けの毎朝のサマリー
  • 全部門で数字がそろうダッシュボード
  • 自分たちで運用を続ける財務チーム
  • 予算付きの次フェーズ計画

導入前と導入後

導入前
導入後
経営レポートの完成は翌月の第2週
前夜のデータから、変化のサマリーが毎朝届く
3つのシステムの数字が合わず、会議は言い合いで終わる
全部門が同じ数字を見て、どのシステムから来たかもわかる
経営層が数字を尋ねると、財務チームの回答まで数日待ち
経営層が普段の言葉で尋ね、同じデータからすぐ答えが返る

導入で得られるもの

  1. 01

    経営レポートの数字ごとに、どのシステムから来て誰の手を経ているのか、どこで食い違いが生まれるのかを洗い出す調査レポート

  2. 02

    投資対効果の高い順に並べた財務部門のユースケース一覧(月次決算の早期化、自動突合、日次の業績サマリーなど)

  3. 03

    どのフェーズでどのシステムのデータを統合するか、必要な人数、効果の測り方を定めた90日ロードマップ

  4. 04

    一緒に作る最初のシステム:ERPと会計の数字を1つにまとめた経営レポートと、何がなぜ変わったかを伝える毎朝のサマリー

  5. 05

    どの数字を正式とし、誰が修正できるかのルールと、そのデータをもとに経営層が普段の言葉でAIに質問するワークショップ

立場ごとのメリット

経営者

月末を待たずに、お金の出入りが計画とずれている箇所が毎朝わかります。誰の数字が正しいかで揉めることもなくなります。

IT責任者

ERPと会計システムには、まずAPIか読み取り専用のデータベース接続でつなぎ、既存システムには手を加えません。経営層の質問ごとに、回答に使ったデータが監査ログに残ります。

毎日使う現場のチーム

財務チームは毎月末にシステム間で数字を写す作業から離れ、その時間を数字の意味の説明に使えます。

向いている業種

複数の拠点やグループ会社を持つ企業メーカー・卸売業小売業・サービス業上場を準備している企業同族経営の企業グループ

お使いのシステムと連携

SAPOracle NetSuiteMicrosoft DynamicsPEAK(タイの会計ソフト)ExcelPower BI

開発プロセス

  1. 1

    ヒアリング

    要件・ユーザー・成功指標を定義し、着手前に範囲と価格を確定。

  2. 2

    設計

    UXとアーキテクチャを設計。プロトタイプ承認後に開発へ。

  3. 3

    開発

    AIで加速したスプリント。毎週デモ、シニアがレビュー。

  4. 4

    テスト

    合意した範囲に対してQA・セキュリティ・性能を検証。

  5. 5

    公開・保守

    本番リリース、チームトレーニング、月次保守プラン。

ビジネス課題を、動くシステムに変える

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